偽物、コピー品ドールにつきまして
【コピー品が横行するラブドール市場】
■私がこの店を開いたのは、自分自身が偽物のドールを買ってしまったことがきっかけです。輸入ラブドール市場は、有名メーカーの商品を模倣した偽物ドール、コピー品が横行しています。有名ドールの写真を掲載し、「オリジナルのドール」や「正規品」として販売し、コピー品や中古品を送ってきます。製品はそれなりにできており、購入者もほとんどが初めて買うため、偽物であることに気づかず、レビューで良い評価をつけたりします。違法店がお金を払ってレビューを依頼する場合もあります。また、信用させるためにたまに本物を送ったりするようです。(※当店では扱っていないメーカーの担当者から>「よく売れたドールの写真をもとにして型を作ってそっくりなドールを作る」との証言を得ています。)
【低価格ドール=粗悪材料または中古品】
■ラブドールの国際共同団体による、偽物(fake)ドールは、以下のような特徴があります。
1.写真と実物が違う
2.作りが雑
3.素材のTPEの質が悪く、短期間で壊れる(局部など)
4.悪臭がする(局部が臭く使い物になりません)
5.骨格がすぐに壊れる
コピー品を作っているメーカーは、値段を下げるために安い材料(TPE)を使ったりします。安いTPEはドールが臭ったり、臭いがない場合でも悪臭(石鹸でもすぐに取れない)のする黄色いオイルがホール内に染み出し、溜まっていきます。
また、ヤフオク等で出品されている低価格ドールは、新品では絶対に不可能な価格であり、下取りされた使用済みドールを修理して販売している可能性があります。
【コピー品をつかまされない方法】
■ではどうすれば偽物を掴まされないでしょうか。まず「△△ドール」には、3つの種類があることを知っておいてください
1.WMドール、JYドールなど有名メーカーがつけているブランド名
2.単なる販売店名(「WMドールを売っている△△ドール」など)
3.販売店が独自ブランドを装っているもの(売っているドールのブランド名は表記しない。コピー品を送られても文句が言えない)
■次に見分けるポイントをあげてみます。
《怪しいお店を見分けるポイント》
1.「特定商取引法に基づく表記」のページが無い = 違法店
2.「無店舗型性風俗特殊営業届」が表示されていない = 違法店
3.消費税額が表示されていない = 外国の会社(日本に会社の実体がない → 何かトラブルがあっても逃げられてしまう。)
4.会社名に「株式会社」または「合同会社」がついていない=
会社登記されていない(https://www.houjin-bangou.nta.go.jp/で検索しても出てこない)
5.他店に比べて価格が安い(コピー品)
6.選べるヘッドのリストに別メーカーのヘッドが混ざっている
7.メーカーが作っていない身長、ボディーサイズのドールを販売している
8.同じボディーでバストサイズを選べるようになっている(正規ボディーは、バストサイズのみの変更は不可能)
9.「正規品」と表示していても、契約書や保証書などの証拠が示されていない
10.特定商取引表示では日本の会社の住所になっているが、電話をかけると中国人が出る(※実際にあります。必ず電話をしましょう。)
例えば、Amazonや公式サイト等で「正規品販売」をうたい、ネット上でも「信頼できる」と評判のお店がありますが、メーカーが作っていないサイズのドールを販売しています。経営者は中国人です。ここは無店舗型の営業届を出していないだけでなく、日本の法人格も持っていない店です。お気をつけください。
その他の方法としては「出荷前の生写真」を送ってもらうことです。
最近は偽物を売っている業者も生写真(出荷前写真)を送ってくる場合があるようですが、実際に送られてくるドールは別物だったりしますので、安心はできません。ヘッドの番号や工場の正式名も聞いたほうが良いでしょう(たとえば「WMドール工場」というのは存在しません)。